VANDLE CARDで最近、不正利用の報告が多数されており、特にTwitterで被害について訴えているケースが見受けられます。
この記事では、バンドルカードの不正利用やアカウント乗っ取りの詳細や予防方法、すでに被害に遭ってしまった場合の対処法について解説します。
Contents
- 1 VANDLE CARD(バンドルカード)で覚えのない請求がある!悪用される!
- 2 VANDLE CARD(バンドルカード)の不正利用、アカウント乗っ取りの詳細について
- 2.1 フィッシングメール詐欺に注意!
- 2.2 Amazonなどに紐づけており、そのアカウントが乗っ取られたケースも
- 2.3 リアルカードを紛失・盗難された
- 2.4 VANDLE CARDのインストールされたスマホを紛失・盗難された
- 2.5 情報漏洩によるもの
- 2.6 危険なフリーWi-Fiへの接続によるもの
- 2.7 VANDLE CARDそのものを乗っ取られた場合
- 2.8 様々なサービスの年会費、月額である可能性も
- 2.9 チャージという項目の場合
- 2.10 リアルカードの発行手数料
- 2.11 1円、100円など少額の請求
- 2.12 請求⇒キャンセル(払い戻し)⇒請求を繰り返すケース
- 2.13 家族が使用したケース
- 2.14 すでに一時停止されているケース
- 2.15 VANDLE CARDから案内が来るケースも
- 2.16 返金はされるのか?補償されるのか?
- 3 VANDLE CARD(バンドルカード)で不正利用されていないか確認する方法
- 4 VANDLE CARD(バンドルカード)がそもそも不正利用されないようにする予防方法
VANDLE CARD(バンドルカード)で覚えのない請求がある!悪用される!
バンドルカードを使っているユーザーの中には、アプリを開いたら身に覚えのない請求があってびっくりしたといった事態が起こったことがあるということもあるでしょう。
こうした身に覚えのない請求が自分がうっかり忘れていたサービスの年会費や月額、初めて使ったサービスでその決済方法がアクティブ状態なのか試しで1回目少額され、返金後、しっかりした引き落としが行われるなどの正当なものであれば問題ありません。
しかし、中には詐欺業者にVANDLE CARDの情報が漏れたり、VANDLE CARDを決済手段として登録しているサービスのアカウントが乗っ取られていたりすることが原因であるケースもあり大変危険です。
VANDLE CARD(バンドルカード)の不正利用、アカウント乗っ取りの詳細について
バンドルカードの不正利用、アカウント乗っ取りの詳細について解説します。
フィッシングメール詐欺に注意!
特にフィッシングメール詐欺に注意すべきです。
バンドルカードを装ったものもありますが、その他のサービス、例えばAmazonやメルカリなどにVANDLE CARDを連携している状態で、そのアカウントが乗っ取られると、そのまま悪用されるケースも。
つまり、バンドルカードの不正利用という点に着目すると、このサービス自体の乗っ取りはもちろんのこと、VANDLE CARDを紐づけているサービス全体が乗っ取りされないようにするという点が重要です。
逆に言えば連携先を絞ることで、不正利用される元を減らせるため、悪用の可能性は低くなります。
乗っ取られたと考えられるVANDLE CARDの連携先となるサービスによって対処法は異なりますが、大抵は問い合わせやパスワード・メールアドレスの変更などで対処できます。
Amazon、メルカリのフィッシングメール詐欺の例とその対処法のリンクを下に載せておくので参考にしてみてくださいね。
🔍「Amazonアカウントの情報更新をお願いしております。」詐欺メールの詳細と対処法を解説
🔍メルカリを騙る「重要 事務局からのお知らせ」は詐欺なのか?対処法について解説
Amazonなどに紐づけており、そのアカウントが乗っ取られたケースも
Amazonやメルカリなど各種オンラインショップやオンラインサービスなどにVANDLE CARDを紐づけており、そのサービスが乗っ取られて不正利用されたケースも考えられます。
こうしたサービスでは、登録したクレカ情報などの力ード番号の全体などは確認できないため、この不正利用ルートであれば、そのサービスを経由してそのまま不正利用されるケースが多いと考えられます。
これはつまり、AmazonにVANDLE CARDを支払い方法としていて乗っ取られた場合、多くのケースでは、そのままAmazonを経由して不正利用されるのではないか?ということです。
サービスによっては、バンドルカードアプリから見た利用明細の項目によって、どこから不正利用されたしまったのか推察できるケースもあると考えられます。
メモ
ネットサービスのアカウント乗っ取りのケースで最近多いのは、別の会社で情報漏洩またはフィッシングメールなどで情報がバレる⇒同じパスワードで有名なサービスにログインできるか業者が乗っ取りチャレンジ⇒パスワードなどの使い回しでそのユーザーの使っている様々なサービスも乗っ取られるといった流れです。
リアルカードを紛失・盗難された
リアルカードをすでに発行しており、それを紛失・盗難されたケースも。
拾い主や盗難した人が不正利用したケースです。
磁気ストライプに記録されている情報を抜き取る手口もあるため、ナンバーレス力ードであっても注意が必要と言えるでしょう。
ただし、このケースの場合、本来の所持者がアプリでチャージした分しか利用できません。
つまり、普段から大金をチャージしてそのまま放置していない限り、被害額は大きくなりにくいです。
VANDLE CARDのインストールされたスマホを紛失・盗難された
VANDLE CARDのインストールされたスマホそのものを無くしたり、盗難されたりしたケースで、そのスマホにセキュリティ対策(指紋認証、画面認証など)がされていない場合は最悪で、ケースによってはチャージおよび不正利用がやりたい放題になる可能性も。
中には、こうしたセキュリティ対策を破るソフトもあるので、セキュリティ対策をしているからサポートデスクへの連絡をしなくても良いだろうということはありません。
情報漏洩によるもの
バンドルカード本体の情報漏洩より気を付けなくてはいけないのが、VANDLE CARDを紐づけたサービス会社の情報漏洩です。
例えば、VANDLE CARDを支払い方法に設定しているサービスが10個あったら、そのうち1個の会社が情報漏洩し、自身の情報が漏れたとすると、それだけで不正利用に繋がることに。
また、VANDLE CARDを連携していなくても、自身が登録しているサービスのログイン情報が漏洩されて、パスワードなどを他のサービスでも使い回している場合、使い回ししているところがさらに乗っ取られ、そこにVANDLE CARDを紐づけていたというケースもあり得るでしょう。
加盟店での情報漏洩など(実例)
加盟店からの情報漏洩は珍しくない印象です。
例えば、現在追記時点での直近のお知らせだと、株式会社ファインエイドという会社から個人情報が流出した可能性があるとのこと。
健康いきいきライフスタイルというECサイトを運営している会社のようなので、VANDLE CARDユーザーに限らず、このサービスを使ったことがあるという方は注意が必要です。
なお、株式会社ファインエイドからのお知らせは2024年1月31日、VANDLE CARDの通知でのお知らせは2月1日なので、連絡がスピーディーなのは◎と言えるでしょう。
なお、漏洩などの事例があると、漏洩された可能性のあるユーザーに対し、案内があります。
おそらく、力ードの再発行などの対処を取ることになるのではないでしょうか。
アプリの場合は、「通知」タブの「ニュース」、Webの場合は「メインサポート」の「その他」からチェックできます。
危険なフリーWi-Fiへの接続によるもの
フリーWi-Fiの中には、会社などが契約しているものではなく、個人や悪質な集団などが接続させて情報を抜き取ろうとするものも。
こうした悪質なフリーWi-Fiに接続してバンドルカードアプリを使用すると、そのまま入力した情報が漏洩してしまう可能性が高いです。
また、バンドルカードを登録しているサービスにログインすると、そのアカウントが乗っ取られてVANDLE CARDの不正利用に繋がる可能性も。
VANDLE CARDそのものを乗っ取られた場合
フィッシングメール詐欺、情報漏洩、紛失・盗難、知人や友人・家族によるものなどにより、アカウントそのものが乗っ取られるケースも。
特にスマホも押さえられている場合、チャージ⇒決済がもちろん、様々な手続きの際に必須なSMS認証も出来てしまうためやりたい放題です。
アプリから一時停止も行えないため、とにかく急いでサポートデスクへ連絡すること、チャージの方法がクレジットカードの場合はそのクレカの停止手続きを取ること、銀行引き落としであるなら今回のトラブルを伝えて利用停止してもらうなどの対策が必要です。
様々なサービスの年会費、月額である可能性も
また、実は第三者に悪用されたのではなく、契約しているサービスの年会費や月額である可能性も。
特に前者に関しては1年に1回の請求となるため、忘れてしまっている可能性もあります。
チャージという項目の場合
これまでの例と異なり、身に覚えのない入金があるケースも。
このケースでは利用履歴を確認してみてください。
もし、項目にチャージという表示がある場合は、キャンペーン賞品やアンケートのお礼で運営からチャージされた可能性があります。
リアルカードの発行手数料
リアルカードには発行手数料があるため、その手数料分が引かれた可能性も。
バンドルカードやポチッとチャージ(後払い決済)における様々な手数料については下記の記事を参照してください。
🔍バンドルカードポチっとチャージ(後払い)の手数料やリアルカード発行の料金、年会費を解説
1円、100円など少額の請求
初めてバンドルカードを使用したサービスだと、本請求の前に1円や100円などの少額請求をしてから、その注文がキャンセルされ、本請求が行われる例がかなり見られます。
請求⇒キャンセル(払い戻し)⇒請求を繰り返すケース
以前、数か月後に届く予定の予約商品を他の決済サービスで支払おうとした時、何度か請求とキャンセルを繰り返しました。
これは、その支払い方法がアクティブな状況であるかの判断をするためと考えられます。
家族が使用したケース
家族や知人、友人などが使用したケースもあります。
特にバンドルカードを子供が勝手に使ったといった報告はかなりあるようなので、乗っ取りが原因ではなく身内が原因である可能性もゼロではありません。
すでに一時停止されているケース
もし、VANDLE CARDアプリを開いたらすでに制限されてしまっているという場合は、不正アクセスを受け、セキュリティロックが行われた可能性も。
バンドルカードでは、セキュリティ対策の一環として、カード情報の誤入力が続くとアプリの機能が制限されて使用できなくなります。
この再開をする場合は、本人確認が必要となります。
問い合わせフォームに必要事項を記入し、サポートデスクまで問い合わせを行ってください。
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VANDLE CARDから案内が来るケースも
大規模な不正決済が海外加盟店において行われたことを受け、2023年4月6日より対象となっているユーザーに対し順次案内を行っているとのこと。
この案内はメールなどで届くようで、対応の方法についても記載されていると発表しています。
このことから、2023年時点でこの記事を読んでいるユーザーは、バンドルカードに登録しているメールアドレスに案内が届いていないか確認してみると良いでしょう。
登録しているメールアドレスの確認方法
もし、バンドルカードに登録しているメールアドレスを忘れてしまったようなら、「歯車アイコン」の「アカウント」をタップしてください。
「メールアドレス」から確認できます。
返金はされるのか?補償されるのか?
返金や補償については、残念ながらされないケースも多いようです。
SNSなどで調べてみると、「ご自身以外の利用であることが証明されなかった」と言われて補償されないケースが多数見受けられます。
ただし、中には数ヶ月の調査を要すると言われたケースも。
そのケースでは、不正利用によるものなので返金対応をするとのことでしたが、かなりの期間が経ってその結果をメールだけで送信されており、気づくのが難しいという問題がありました。
さらに、返信しないと対応しないと書かれており、返信期間が短いなど対応が杜撰な印象を受けます。
このように、あくまで一例ですが、返金対象となるケースもあるが、実際に返金されるまでがかなり困難な道となっていることが分かります。
VANDLE CARD(バンドルカード)で不正利用されていないか確認する方法
VANDLE CARD(バンドルカード)で不正利用されていないか確認する方法について解説します。
1.まずは利用明細などのチェックをする
まずは、アプリから残高がおかしくないか、利用明細(使用履歴)に覚えのないものがないか確認してください。
残高の確認
残高はアプリを開いた上の部分に表示されています。
利用明細の確認
利用明細はアプリを開いた「明細」のところに表示されます。
「項目」のチェックも重要です。
この部分でどこのサービスから請求されたものであるか判断できます。
また、この時、別のサービスで買い物や支払いをしたはずなのに名前が違うといったケースもありますが、これは決済の代行サービス(いわゆる決済代行会社)の名称であることも。
そのため、金額や日付を確認したり、その項目サービス名称でネット検索して、代行会社か確認するなどの対処法も挙げられるでしょう。
2.一時停止の手続き/各チャージ元サービスの停止手続き
もし、自身がバンドルカードアプリのインストールされたデバイスを所持しているケース(*スマホごと盗まれていないということ)や、VANDLE CARDアカウントそのものの乗っ取りがないケースでは、一時停止手続きを自身のアカウントから取ることが出来ます。
ただし、VANDLE CARDアプリをインストールされたデバイスごと紛失・盗難されたケースやアカウントそのものを乗っ取られたケースでは、この作業が行えません。
その場合は、VANDLE CARDに紐づけているチャージ元の銀行やクレジットカード会社に連絡を取って利用停止手続きや再発行手続きを取るようにしましょう。
VANDLE CARDアプリから一時停止手続きをする方法は、「カードタブ」から「一時停止・削除」を選択し「利用を停止する」から可能です。
3.問い合わせ
一時停止手続きを取ったら、再発行などの手続きを取るといった流れになるでしょう。
VANDLE CARDでは、紛失や盗難、不正利用の際はサポートデスクへの報告をするよう伝えています。
恐らく、サポートデスクから細かな指示があるはずなので従うようにしてください。
なお、電話での問い合わせはすでに終了されておりできません。
VANDLE CARD(バンドルカード)がそもそも不正利用されないようにする予防方法
バンドルカードがそもそも不正利用されないようにする予防策について解説します。
大金をチャージしておかない
まず、現金チャージであればそのチャージ元にもよりますが、手数料無料であるところが多いです。
手数料が無料のチャージ元であれば、なるべく大金を一気にチャージしておくのではなく、その都度入金することをお勧めします。
これにより、不正利用に遭ったとしても被害額が少なくなりやすいです。
実際のところ、バンドルカードの不正利用があったとしても、チャージまで不正でされるというケースはあまり聞いたことがありません。
つまり、チャージしておく金額を抑えること、使いたい分だけその都度チャージすることで被害に遭いにくいのです。
ただし、これは通常のチャージの話であって、後払い決済であるポチッとチャージの場合、合計金額が同じでも小分けにしてチャージすると、合計手数料が高く付く点に注意してください。
フィッシングメールに気を付ける
バンドルカードを装ったフィッシングメールも最近広がり始めています。
しかし、これ以上に気を付けなくてはいけないのが、大手通販やサービスなどを騙るものです。
というのも、バンドルカードを装ったものはまだそれほど種類も多くなく、それほど主流ではないためです。
しかし、例えば、Amazonアカウントを持っていてそれがフィッシングメール詐欺により乗っ取られ、支払い方法としてバンドルカードを指定していた場合、そのまま乗っ取られたAmazonアカウントから不正利用に遭う可能性もあります。
このような例から、特に数の多い大手サービスのアカウント乗っ取りに注意しなくてはいけません。
様々なサービスでパスワードの使い回しなどをしない
最近多い手口として、1社の情報が漏洩されたり、フィッシングメール詐欺などによって自身の情報が漏れたりした時に、そのパスワード情報で目に付くサービスをその情報でログインできるか試すといったものが挙げられます。
自分自身の行動や自身が登録していたサービスで情報が漏れて、パスワード等の使い回しをしていた時、使い回しをしていたアカウントも乗っ取られる可能性が出てきます。
そのため、パスワードやメールアドレスの使い回しを避けるようにしましょう
通知をオンにしておく
バンドルカードの通知をオンにしておくことで、覚えのない支払いがあった時にいち早く気づけます。
通知をオンにする方法は、「歯車アイコン」から「通知設定」をタップしてください。
「明細更新通知」をオンにしましょう。
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