三菱UFJ銀行のATMでキャッシュカードを入れて取引しようとした時「このカードはお取り扱いできません」と出て取引できないことも。
この他にも、ネットバンキングの方で「お取り扱いできません」と出て取引できない、ログインできないといったこともあります。
この記事では、このような2つの例と類似エラーの詳細と対処法について解説します。
Contents
三菱UFJ銀行ATMなどで「このカードはお取り扱いできません」と出て取引できないことがある
三菱UFJ銀行(MUGF)のATMなどでキャッシュカードを入れ、いざ取引をしようとなった時に「このカードはお取り扱いできません」というメッセージが出て取引できないことがあります。
このエラーが起こった時の全文(一例)は下記の通りです。
申しわけございませんが
お取り扱いできません
備えつけのインターホンでお問い合わせください
三菱UFJダイレクトで「お取り扱いできません」と出るケースも
三菱UFJダイレクト(ネットバンキング)で「お取り扱いできません」と出て取引ができなかったり、引き落とし口座に設定できなったりすることも。
口座振替申込受付サービス
お取り扱いできません。
インターネットバンキングヘルプデスクまでお問い合わせください。
アプリやネットバンキングで起こる
ブラウザのネットバンキングや三菱UFJ銀行アプリを利用するとこのメッセージが表示されることがあります。
PayPayなど他のサービスと連携しようとする時
PayPayやメルカリ(メルペイ)などでチャージ先の引き落とし口座を設定するときに三菱UFJを選ぶと「お取り扱いできません。」と出るという報告も。
振替申込受付の際に起こる
このように、他サービスから三菱UFJを紐づけようとする際にエラーが起こる理由としてはいくつか挙げられます。
例えば、何らかの理由で口座が凍結されている、ワンタイムパスワードを設定していないなどです。
類似メッセージ(ネットバンキング)
三菱UFJダイレクトの方で振り込み作業をしようとすると「ただ今の時間お取り扱いできません」というメッセージが出て振込できないことがあります。
このメッセージが出る場合は、メッセージ内容のままに意味を取ると、いつまでも解決しないことがあるため注意が必要です。
このエラーが表示された場合は、エラーコードを確認し、契約番号を確認しインターネットバンキングヘルプデスクまで問い合わせるようにしてください。
三菱UFJ銀行ATMなどで「このカードはお取り扱いできません」と出る場合の対処法
MUFGで「このカードはお取り扱いできません」と出る場合の対処法について解説します。
システムメンテナンスや不具合
システムメンテナンス中や不具合によって「このカードはお取り扱いできません」と出る可能性も。
メンテナンスや障害情報についてはお知らせを参照してください。
例えば、この記事を執筆したタイミングの直近であれば、全銀ネットのシステム障害により三菱UFJから振込をしたり、他行から振込をした場合、反映されないなどの不具合も起こっています。
このように大手とは言っても不具合が起こる可能性はゼロではないため、障害などが発生していないか確認をお勧めします。
全銀ネットのシステム障害の詳細については下記の記事を参照してください。
🔍【まとめ】全銀ネットに関するシステムの不具合発生で分かっていること、現在の状況について
磁気不良、ICチップに問題、変形などが原因のケースも
キャッシュカードの磁気不良、ICチップに問題、カードが変形してしまっているなどの原因である可能性も。
通常、磁気不良であれば三菱UFJのATMであれば、取引中に自動修復され、かんたん手続きアプリで再発行の手続きが簡単にできます。
しかし、連携ATMだと自動修復などが行われないため、再発行したり、三菱UFJのATMで取引して修復させたりといった対処をする必要があるでしょう。
銀行窓口で相談
MUFGの銀行窓口で相談することで、磁気不良はもちろん、なぜ「このカードはお取り扱いできません」と出てしまうのか原因を調査してもらったり、再度使えるように手続きをしたりできます。
大抵の場合、身分証明書やキャッシュカード、あれば通帳、登録している印鑑なども必要となるケースが多いです。
国内店舗の検索についてはこちらから調べられます。
備えつけのインターホンで問い合わせ
「備えつけのインターホンでお問い合わせください」という内容の記載があれば、そのままインターホンを取って状況などを伝え、問い合わせから対処を聞くといったことも有効です。
「入力誤りが所定回数を超えたため、お取り扱いできない」といったメッセージの場合(複数回暗証番号を間違えた場合)
もし、「入力誤りが所定回数を超えたため、お取り扱いできない」と言ったメッセージが出た場合、所定のATMや三菱UFJの窓口、アプリからの手続きで停止状態を解除できます。
ATM
キャッシュカードの暗証番号を覚えているという場合は、ATMで取引すると停止の解除がされます。
キャッシュカードを手続き可能なATM(セブン銀行やローソン銀行なども対応)に行き、キャッシュカードを入れて取引を行ってください。
入金や出金などをしたくない場合は残高照会がお勧めです。
手続き可能なATM(MUFG:こちら コンビニATM:こちら)
窓口
銀行(MUFG)の窓口まで直接来店し手続きをすることでも解除されます。
持っていくものとして、①通帳・キャッシュカードなど口座番号の分かるもの②本人確認資料*1③お届出印*2が挙げられます。
*1:運転免許証、航空免状、運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付)、パスポート(所持人記入欄がある物)、外国人登録証明書・特別永住者証明書・在留カード(それぞれ写真付き)、住民基本台帳カード(写真付き)、個人番号カード
*2:印鑑レス口座の場合は不要
スマホアプリ版
運転免許証あるいはマイナンバーカードを所持している場合、スマホアプリの「三菱UFJ銀行」からログインパスワードの変更が可能です。
エラーメッセージ内にある「運転免許証またはマイナンバーカードで手続きする」から手続きするようにしましょう。
なお、この方法ではキャッシュカードの暗証番号の停止解除はできないため、別途こちらからの手続きが必要です。
三菱UFJダイレクト(ネットバンキング)で「お取り扱いできません」と出る場合の対処法
MUFGのネットバンキングで「お取り扱いできません」と出る場合の対処法を解説します。
暗証番号を一定時間に複数回間違えた
暗証番号を一定時間に3回間違えるとロック状態になります。
これを解除したい場合、窓口やATMなどで所定の手続きを取る必要があります。
手続きの詳細については【「入力誤りが所定回数を超えたため、お取り扱いできない」といったメッセージの場合(複数回暗証番号を間違えた場合)】を参照してください。
キャッシュカードの事故届を出している、差し押さえ、受け取りをしていないなどで口座が凍結
キャッシュカードの事故届を自身で出していたり、誰かによって出されていたりすると「お取り扱いできません」と出るケースも。
また、キャッシュカードを受け取らず居住実態が確認できなかったために口座を停止されてネットバンキングが使えないケースも報告されています。
この他にも、差し押さえなどにより口座を凍結されると、ATMでキャッシュカードを入れると503エラーが出て取引できないケースも。
こうした理由に心当たりがある場合は下記の記事を参照してください。
🔍三菱UFJ銀行ATMなどでエラーコード503が表示される原因と対処法を解説
店舗統合により店名などが変更された
店舗と店舗が統合されることにより、支店名が変更になるケースも。
この詳細については店舗統合のお知らせを確認してください。
これにより、他のサービスで引き落とし口座を三菱UFJ銀行にしようとした時、支店名が一致せず「お取り扱いできません」と出てしまう可能性も。
自身の口座が統合により他の支店に継承されていないか、もし別の管轄になっている場合は記入する支店を「継承店」にする必要があります。
ワンタイムパスワード
収納企業での申込手続き*1の際はワンタイムパスワードが必要となります。
*1:つまり、例えばPayPayやメルカリの引き落とし口座を設定するために三菱UFJ銀行と連携する際などのことを指す。
ワンタイムパスワードを利用するには、アプリ版やカードタイプのトークンが必要です。
アプリ版は不具合が多く報告されているため、カードタイプの利用をお勧めします。
カードタイプのトークンの発行については下記の記事を参照してください。
🔍三菱UFJ銀行のアプリで「通信エラーが発生しました」と表示される原因と対処法を解説
ヘルプデスクへの問い合わせ
このエラーメッセージの中には、ヘルプデスクへの報告を促すものも。
もし、ヘルプデスクへの報告を促すものがあればインターネットバンキングヘルプデスクに対して、どのエラーコードが出たのかを添えて状況などを報告するようにしましょう。
電話で問い合わせたい場合は下記の電話番号に相談するようにしてください。
問い合わせ先
9時~21時まで:0120-543-555または042-311-7000
21時~9時まで:0120-543-887または050-3786-3118
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