PayPayでは、様々な場面で様々なエラーメッセージが表示されます。
この記事では、そうした数多くあるエラーメッセージの中でも「現在ご利用を制限しています」というものの詳細と原因・対処法について解説します。
PayPay「現在ご利用を制限しています」
ペイペイでログイン、新規登録、チャージ、支払いなどの時にこのエラーメッセージが表示されて利用できない現象が発生することも。
現在ご利用を制限しています
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ご利用を制限させていただく場合があります
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ペイペイへのログインや登録時、チャージ、支払い時など様々な場面で起こる
ログイン、新規登録、チャージ、支払い、送金、受け取りなど様々なシーンでこのメッセージが表示されて、それぞれのアクションが行えません。
また、どこでエラーメッセージが表示されるかによって、原因や対処法が異なることに注意してください。
いつまで表示される?
「現在ご利用を制限しています」と表示される原因によります。
例えば、支払い・チャージ時、残高を送るor受け取る時のケースでメッセージが表示され、その原因が金額制限に引っかかっていることである場合は、その期間を過ぎれば表示は解かれ、利用できるようになるでしょう。
また、本人確認で制限の枠を大きくするといった方法も。
つまり、本人認証未登録の場合は24時間に10万円、過去30日間で10万円の制限があるため、この金額に引っかかっている請求の最初の日付30日後以降になれば、枠が空いてくるので、その枠内で支払いができるようになります。
本人確認をすれば、24時間50万円30日間で200万円と制限がグッと緩くなるため、本人確認もお勧めです。
PayPayで「現在ご利用を制限しています」と表示される原因と対処法
ペイペイで「現在ご利用を制限しています」と表示される原因には①解約済みのアカウント②既に登録されている携帯番号③連携するYahoo!IDが間違っている④不審な取引が確認された⑤連携している銀行口座が利用停止されている⑥制限にかかっている⑦一定の期間の間に同じお店で同じ請求額に対して決済しようとしたなどが挙げられます。
シーン別
シーン別の対処法は下の通りです。
シーン別
《ログインや登録時》
解約済みのアカウントに登録している電話番号でログイン、新規登録しようとしたケース
連携するYahoo! IDが間違っている
セキュリティロックによるもの
取引履歴の確認
問い合わせ
《支払いやチャージ時》
連携先の金融機関を変更する
本人確認をする
時間を置く
請求金額を変更する
金額制限に引っかかっている
問い合わせ
《残高を送るor受け取る時》
金額制限に引っかかっている
問い合わせ
解約済みのアカウントに登録している電話番号でログイン、新規登録しようとしたケース
ログインや新規登録時に「現在ご利用を制限しています」と表示される場合は、様々な原因が挙げられます。
例えば、すでに解約済みのアカウントにログインしようとした、解約済みのアカウントに登録している電話番号を新規登録で利用しようとした、すでにペイペイに紐づけている電話番号を新規登録時に連携しようとしたなどが挙げられるでしょう。
つまり、すでに登録している電話番号は使えないので、別の電話番号を使う、アカウントを削除していない場合はそちらの古いアカウントでログインするといった対処法があります。
連携するYahoo! IDが間違っている
そのアカウントと本来連携しているはずものではないYahoo!IDを紐づけようとし、複数回アクションを起こすと「現在ご利用を制限しています」が表示されるように(おそらく時間の経過で解除されると考えられます。時間経過で解除されない場合は問い合わせをお勧めします)。
複数のYahoo!IDを運用している場合は特に気を付けるようにしましょう。
セキュリティロックによるもの
不審な決済やログインが検知されると、アカウントを守るためにセキュリティロックがかけられるケースも。
もしかすると、不正利用が原因で制限されているのかもしれません。
また、不正利用でなくても、海外の通販でPayPay払いを利用しようとした、ネットフリマやオークションで短時間に複数回取引を行うなどのアクションでセキュリティロックにかかるケースなどは、様々な決済アプリやクレジットカードで起こり得ることです。
もしこの心当たりがあれば、問い合わせなどですぐに解除してもらえるはずなので、問い合わせをお勧めします。
また、PayPayカードに関しても海外利用などでセキュリティロックされる例が報告されています。
🔍PayPayカードが使えない!利用可能額(残高)はあるのにネットや店舗で使えなくなった場合の対処法
取引履歴の確認
不正利用が原因でセキュリティロックにかかっている場合、問い合わせでアカウントを復活させたとしても、すぐに再度の不正利用でセキュリティロックされる可能性も。
問い合わせ時に何らかの対処がされる可能性もありますが、もしされないようであれば、アプリから取引履歴を確認して、自分が頼んでいない注文や支払いがあるか確認し、問題がある決済があるようであれば、パスワードの変更などをお勧めします。
取引履歴の確認方法については下記の記事を参照してください。
🔍
連携先の金融機関を変更する
「一時停止中」が原因でチャージが出来ないという場合は、利用を一時的に停止している金融機関または本人確認が済んでいない可能性も。
これが原因である場合は、連携先の金融機関を変更することが最も簡単です。
また、利用を停止している金融機関でなくeKYC(本人確認)がまだであることが原因の場合は、連携先を変えず本人確認を済ますといった対処法も有効です。
別のところからチャージする
金融機関やクレジットカードによるチャージに問題がある場合、他の方法でチャージするという手段もあります。
例えば、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMから現金チャージ、PayPayあと払いの利用、売上金の利用などの対処法も。
本人確認をする
ペイペイアプリでは、本人認証未設定のクレジットカードを紐づけていると24時間/30日に5,000円までしか決済に利用できません。
本人確認済み(3Dセキュア)のものであれば24時間2万円、30日間5万円まで利用できる制限が緩くなるため、本人確認を済ませるようにしましょう。
メモ
2023年7月初旬までに新規でPayPayカード以外のクレジットカードはペイペイアカウントと連携できなくなります。
また、すでに連携していたペイペイカード以外のクレジットカードも2023年8月1日より登録自体が解除されます。
つまり、2023年8月1日以降は「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」以外は紐づけ出来なくなるため、これ以外のクレカ払いはできないことに。
本人確認未完了のペイペイカードであれば24時間と過去30日間の制限がそれぞれ10万円なのに対し、本人確認を済ますと最大24時間50万円30日間200万円に大幅アップします(利用者の状況により枠が小さいケースも)。
【本人確認をする】の項目では、2つの本人確認について触れましたが、前者は3Dセキュアであり、つまりPayPayアカウントに連携するクレジットカードの本人確認のことです。
後者のペイペイカードとの連携については、ペイペイアプリ内の本人確認を済ますという内容となっています。
本人確認と一口に言っても、手順も内容も違うので注意しましょう。
クレジットカードの本人確認(3Dセキュア)の方法については下記の記事を参照してください。
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PayPayアプリの本人確認の方法については下記の記事を参照してください。
🔍
時間を置く
特に同一のお店で2度同じ請求額に対して支払いを行うケース、チャージできる制限金額に引っかかっているケースの場合、時間を置くことで解決するケースも。
前者であればある程度時間を開ければ問題なく決済できるはずです。
後者に関しては、24時間と30日間の制限があるため、自身の状況(本人確認済みかなどで枠が変わる)と取引履歴などを確認し、その期間があけるまで待つ必要があります。
請求金額を変更する
一定の期間の間に同じお店で全く同じ請求額の支払いを2度行おうとすると、2回目の決済を弾かれます。
これは、2重払いを防ぐ仕組みと考えられますが、たまたま2度同じ請求額となるとこの仕組みが悪い方に働き2度目にエラーが起こる可能性も。
また、その店舗でその日1度しかペイペイで決済していないのに起こるという場合は、すでに支払いが完了していて、不具合などにより画面が変わっていないことが原因である可能性もゼロではありません。
通販の場合は取引履歴の確認をしてみましょう。
金額制限に引っかかっている
クレジットカードとの連携で支払いを行う場合、24時間、30日間で利用できる金額が制限されます。
この金額はそのユーザーが連携しているクレジットカードと本人確認の状況により異なることに。
連携クレカ/本人確認 | 本人確認をしていない | 本人確認済 | ||
期間 | 24時間 | 30日間 | 24時間 | 30日間 |
PayPayカード以外 | 5,000円 | 2万円 | 5万円 | |
PayPayカード | 10万円 | 50万円 | 200万円 |
本人確認(3Dセキュア)済みでないクレカ(PayPayカード以外)を支払い方法に連携していると24時間/30日間の制限が5,000円となります。
本人確認を済ませている24時間2万円、30日間5万円まで利用できるので、本人確認を済ませることで制限を緩くできます。
同様に、PayPayカードに関しても本人確認を済ませることで制限が緩くなることに。
ちなみに、この本人確認とは、ペイペイカード以外の場合はクレカの3Dセキュアのことを指し、ペイペイカードの場合はアプリの本人確認のことを指します。
問い合わせ
もし、これまで紹介してきた対処法で解決しない、セキュリティロックを解除したい場合は、問い合わせをお勧めします。
メール問い合わせ先は、ペイペイ公式ページにアクセスし「PayPayカスタマーサポートはこちら」を選択し「こちら」をクリックすることで問い合わせフォームにアクセスできます。
後は、問い合わせ項目や必要事項を入力し、問い合わせるようにしましょう。
電話連絡先は「0120-990-634」となっています。
窓口は24時間365日受け付けています。
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