楽天カードをメインカードとして使っていると、様々なシーンで不正検知システムが作動して使用できなくなり「うざい」と感じる人も。
特にクレカでホテルの宿泊予約を取ったり、オンラインチケットを取ったりする人だと、楽天カード=すぐ止まってうざいと感じている方も多いでしょう。
この記事では、このように多くのユーザーに「うざい」と感じられている楽天カードの検知システムの詳細と解除方法、解除されない場合の詳細を解説します。
さらに、検知システムを騙るフィッシングメール詐欺が最近増えているので、その実例と注意喚起の内容もまとめています。
Contents
楽天カードの不正検知システムがうざい!
楽天カードを使っていると、不正検知システムが作動してセキュリティロックにかかり、突然使えなくなることがあります。
特にチケット購入サービスやフリマなどで使うとすぐに止まる印象が強く、実際に止まってしまったというユーザーの声が多いです。
チケット購入系の中でも「えきねっと」や「ディズニー」のオンラインサービスは特に止まりやすいとされており、以前停止されて購入した後、日を空けて再度買おうとしたり、予約変更などをしようとしたりした時にまたロックされて買えないといった現象が良く起こります。
🔍「楽天カードから緊急のご連絡」というメールは本物なのか偽物なのか?見分け方・対処法を解説
結構な頻度で止まってうざいとの声も
このように、チケット関連のオンラインサービスや海外サイト、フリマサービスなどで楽天カードを使おうとすると、結構な頻度で不正検知システムが働き、セキュリティロックにかかるケースが多く「うざい」と感じているユーザーも多いです。
メールやSMSでお知らせが来る
なお、不正検知システムが作動すると、メールやSMSでユーザーに通知が来ます。
お知らせのメールやSMSに添付されたURLから手続きが可能です。
直接、楽天e-NAVIにログインして「カードご利用内容の確認」や楽天カードアプリのホーム上部のバナーからも手続きできるので、なるべくならそちらからの手続きをお勧めします。
というのも、不正検知システムを騙ったり、不正使用の警告だったりの偽物、つまりフィッシングメール詐欺が急増しているためです。
こうした迷惑メールは年々、種類や数が増加しており、手口も巧妙になってきました。
うっかり偽物から偽サイトにアクセスしログイン情報やクレカ情報を入力すると、不正利用に繋がります。
そのため、URLからではなく、直接のアクセス&ログインをお勧めします。
どういったシーンでロックされる?うざいくらい止まるのは?
どういったシーンでよく止まってしまい「うざい」とされているのでしょうか。
よく止まるシーンについてまとめています。
えきねっと、ディズニーなどチケット購入サービス
特にSNSで見受けられるのが、えきねっとやディズニーなどチケット購入系のサービスです。
楽天カードを使用すると不正検知システムに不正利用を疑われて、エラーが起こって買えないという報告が良くあります。
特にディズニーでは数年前から厳しく、オンラインの公式チケットを購入しようとすると、エラーが起こってしまい、問い合わせたらセキュリティロックされていたという事例が多く見受けられます。
特にここ1年2年はさらに厳しくなった印象で、多くの楽天カードユーザーが検知システムによって、購入を阻まれるケースが後を絶ちません。
問い合わせてロックを解除しても、何日か決まった期間が経過すると、再度ロックされるようになります。
頻繁にチケット購入系のサービスを使う人は、特に「うざい」と感じることも多いかもしれませんね。
ディズニー側でロックされているケース、楽天カード側でロックされて使えないケースなど様々なパターンがあるので、ディズニーのチケットを買えないという時は下記の記事を参考にしてください。
*エラーコード1-155はディズニー側のロック、1-151はクレカ側のロックの詳細と対処法です。
🔍ディズニーチケット購入時エラーコード1-155「正常に取引ができませんでした。」が出る対策
🔍ディズニーチケット購入等に「エラーが発生しました。」エラーコード1-151が出る時の対処法
海外のオンラインショップ
海外のオンラインショップで使うと不正検知システムが作動してロックされるケースもあるようです。
ただし、全ての海外ショップではなく、一部のお店がセキュリティロックにかかりやすいという声もあります。
海外での使用
海外の実店舗での利用でも不正検知システムが作動して利用停止されるケースも。
こちらもシステムに引っかかりやすいお店があるという声もあります。
フリマサービス
オンラインフリマサービス(メルカリ、ラクマなど)で短時間に複数回取引をしたら不正検知システムに引っかかったという声も。
少額でも短時間に何回か取引を行ったり、回数は少なくても高額の取引を行ったりした時にセキュリティロックにかかってしまうことがあるとされています。
特にフリマサービスだと、メルカリで引っかかることが多く「うざい」と感じている人も多いことが察せられます。
フリマサービスで使う際は、複数の取引をする際はなるべく時間を空けて手続きするようにすると良いでしょう。
楽天カードの不正検知システムの詳細について!なぜ止まる?
楽天カードでは、365日24時間利用状況をモニタリングしています。
第三者による不正利用を防ぐために、怪しい取引があったときに、自動的に利用できなくさせる、セキュリティロック状態にするのです。
不正検知システムが働くと、SMSやメール、楽天e-NAVIに不正使用あった可能性があることを示唆するお知らせが届き、検知された利用内容に対して覚えがあるのか、なしなのかを確認します。
カードの使用が制限されると、メールで「カードのご利用確認に関するお願い」、SMSで「カードご利用内容の確認に関するお願い」が届きます。
楽天カードがセキュリティロックされた!解除方法は?問い合わせ先について
状況による手順は下記の通りです。
状況と手順
ご利用覚えあり⇒「あり」を選び「確認画面へ」をした後「利用内容を完了する」
ご利用覚えなし(不正利用があった)⇒「なし」を選択後、楽天カードより確認の電話連絡と聞き取りなど
*購入してエラーやキャンセルになった場合も「あり」扱い
検知システムが作動すると、楽天カードに登録しているメールアドレスや電話番号宛にメールやSMSが届きます。
そのメッセージ内にあるURLからアクセス後手続きが可能ですが、フィッシングメール詐欺もあるので、なるべくならアプリや楽天e-NAVIからのアクセスとログインをお勧めします。
楽天e-NAVIからであれば、「カードのご利用内容の確認」のページが出るので、そのままご利用覚えがあるのか、ないのか手続きが可能に。
アプリからであれば「ホーム」上部のバナーから手続きできます。
このメッセージは72時間経過するとURLが無効になり、e-NAVIでも確認できなくなります。
なるべく早めの確認と手続きをお勧めします。
もし、72時間経過してしまい、セキュリティロック状態のままだった場合、チャットサポート(9:30~25:30営業)や電話(0570-02-6910)での問い合わせをお勧めします。
解除されない場合
メールやSMS、会員サービスからの手続きで解除されない場合は、しばらく時間を置いてみてください。
それでも解除されないようなら、電話やチャットでの問い合わせをお勧めします。
また、すでにセキュリティロックは解除されていても、支払いの遅延で利用停止になっていたり、利用限度額を超過していたりして使えない可能性も。
また、72時間経過すると、メールやSMSに添付されたURLは無効となり、楽天e-NAVIの表示も消えます。
そのため、こうした方法から解除手続きができなくなります。
このように無効となってしまった場合は、チャットや電話で問い合わせて解除してもらうようにしましょう。
第三者による使用や不正検知システムが動作しているか確認する方法
不正利用(第三者による使用)やセキュリティロック中か確認するには、72時間以内であれば楽天e-NAVIやアプリにログインしてください。
前者であれば「カードのご利用内容の確認」のページが出てくれば、検知システムが動作おり、そのまま不正利用が疑われた取引の確認ができます。
後者であればホーム上部からこうした手続きや第三者による不正使用と疑われる取引の確認が可能です。
楽天カードの不正検知システムを騙るフィッシングメール詐欺の例
検知システム関連のフィッシングメール詐欺は何種類か報告されています。
この項目では、いくつかの報告例をまとめています。
*これ以外にも何種類も報告例があるので注意が必要です。
検知システム通知を騙る例
不正検知システム通知【楽天カード株式会社】というタイトルの迷惑メールがあります。
不正検知システム通知【楽天カード株式会社】(楽天カード(Visa))
不正検知システム
VISAではカード番号の悪用や不正利用を防ぐため、不正検知システムを導入し、24時間365日体制で監視しています。不審な利用を検知した場合は、カード利用が一時停止するため、本人確認にご協力ください。
日時:○○○〇年〇月〇日 金額:○○○○円 番号:○○○○○○○○○○
アカウント詳細の確認
※ご請求金額やご登録口座の確認は「楽天e-NAVI」から
すでにご確認・ご準備いただいている会員様につきましては、重なるご案内になりますが、何とぞご了承いただきますようお願い申し上げます。
楽天ID/パスワードが分からない場合、こちらよりご確認ください。
*利用日、番号、利用金額の順番や囲いの有無、アカウント詳細の確認⇒ご利用明細を確認する、文頭が「お客様には不便をおかけしますが、クレジットカード犯罪防止のためご協力お願いいたします。」などパターンあり
別の国から誰かがログインしていると騙る例
「楽天e-NAVIが不正利用を検知」というタイトルの迷惑メールも存在します。
こちらは個別でページがあるので、詳細を確認したい場合は下記のページを参照してくださいね。
🔍「楽天e-NAVIが不正利用を検知」は迷惑メールなのか?詐欺なのか偽物なのか解説!
楽天カードの不正検知システム通知の本物、偽物を見分けるには
下記のチェックリストに当て嵌まると、迷惑メールの可能性が高いので絶対にアクセスしないようにしましょう。
迷惑メールチェックリスト
- 送信元が公式のものでない(偽装されているパターンも)
- そもそも楽天に登録しているアドレスに来ているか?
- URLが公式のものでない(公式:rakuten-card.co.jp)
- 文章がおかしい(特に句読点)
- アクセス後のURLが公式のものでない
- アクセス後のサイトで適当な情報を入れてもログインできた
- クレカ番号を入力させようとしてくる
また、公式によればページ内でクレジットカードの番号を聞き取ることはないとのこと。
クレカ番号を聞く時点でおかしいので、この質問があった時点でUターンするようにしましょう。
公式によれば「メール(SMS)を受信したら本文内のリンクを押さず、ブラウザなどから楽天e-NAVIにログインし回答する」ように促しています。
迷惑メールから個人情報やクレジットカード情報を入力してしまった場合
もし、こうした迷惑メールから偽サイトにアクセスし、個人情報やクレジットカード情報を入力してしまった場合は、不正利用を防ぐために、早急に対処する必要があります。
ログイン情報を入力してしまった場合は、速やかにIDとパスワードを変更しましょう。
IDとパスワード変更の方法については下記の記事を参照してください。
🔍楽天カード【重要なお知らせ】楽天本人確認などを措置取らせていただく必要がございますの対処法
クレカ情報や暗証番号を入力してしまった場合、早急に利用停止手続きをする必要があります。
紛失・盗難専用のダイヤル「0120-86-6910」に電話をかけて、状況と利用停止したい旨を伝え、手続きするようにしてください。
こちらもCHECK
楽天カードアプリで「パーミッション取得エラー」と表示される原因と対処法を解説
昨今では、クレカの利用明細をApplicationで簡単に閲覧できるケースも珍しくありません。 この記事では、Application版の楽天カード会員サービスで「パーミッション取得エラー」と出て使えな ...
続きを見る