au PAY(エーユーペイ)では、実は税金や公共料金、国民年金、国民健康保険料、様々なサービスなどの納付書に記載されたコードを読み取ってそのままネット上から決済できるサービスがあります。
この記事では、こうしたサービス「請求書払い」とはどういったサービスなのか、使い方とポイント還元率、支払いできない場合の対処法について解説します。
au Payの請求書払いとは?
au Payでは税金や公共料金などの納付書などに記載されているバーコードなどをアプリで読み取って、そのまま支払うことが可能です。
この決済方法を請求書払いと言います。
自宅にいながら納付できるため、非常に便利なサービスです。
請求書払いができるサービスには、ペイペイや楽天ペイ、ファミペイなどがあります。
ペイペイにおけるやり方については下記の記事を参照してください。
🔍PayPayの請求書払いとは?やり方とポイント、手数料についてと支払いできない時の対処法
ポイントは付与される?
以前は200円に対し1ポイントの還元(0.5%)がされましたが、2023年4月1日の改悪により、加算されなくなりました。
つまり、この記事を執筆している2023年9月25日時点では、ポイント還元率は0%となっており、付与されません。
お得なのはクレジットカードチャージか
このような事情から、現在お得に請求書払いをする方法としては、クレジットカードと連携して支払うことが挙げられます。
例えば、au PAY ゴールドカードから残高にチャージすると1%のPontaポイントが還元されることに。
これは例えば、50,000円であれば500円、100.000円であれば1,000円にもなりお得です。
手数料について
手数料はかかりません。
有効期間以内であれば24時間いつでも納付できて、追加料金も無料なので便利なサービスです。
様々なチャージ方法がある
残高にチャージしてから支払うことになります。
利用可能なチャージ方法は下記の通りです。
チャージ方法
- かんたん決済
- クレジットカード
- じぶん銀行
- コンビ二ATM
- Pontaポイント
コンビニでキャリア決済で支払うことはできない
コンビニに納付書を持っていき、auペイを使って支払いするといったことはできません。
コンビ二で支払う場合、一部例外を除いて現金払いが基本となっているためです。
この例外として、セブンイレブンでnanaco、ファミリーマートでファミペイを使用するなどが挙げられます
領収書は貰えるのか?
領収書は出ません。
また、支払い履歴からコンビニなどの実店舗で領収書を発行するといったことも出来ません。
履歴画面や手元の紙の払込書を領収書に代えさせていただくという表記が公式に存在します。
国民年金や国民健康保険の支払いにも対応
国民年金や国民健康保険料の支払いにも対応しています。
こちらに関しても請求書払いの機能を使って、納付書に記載されているコードを読み取って支払い手続きをするようにしましょう。
国民年金と国民健康保険料に関して、より具体的に解説しているページは下記の通りです。
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自治体によっては公共料金や税金にも対応しているケースも
公共料金や税金(特に地方税)に関しては、その自治体によって対応しているケースとしていないケースがあります。
例えば、近隣の市町村は対応しているのに、特定の地域だけ対応していない等のケースもあるため注意が必要です。
公共料金(水道料金、ガス代、光熱費など)や税金に関しては下記の記事を参照してください。
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au Payの請求書払いのやり方
請求書払いのやり方は、アプリを起動し「コード読取」または「請求書支払い」をタップしてください。
*一部スクショを弾くので画像を自作しています。
「QRコード(バーコード)を読み取る」を押し、納付書のコードをカメラで読み取りましょう。
読み取るとスクショ左側のような画像が表示されるため、チェックを入れます。
あとは、「支払いを確定」を押すようにしましょう。
請求書の支払いができない原因と対処法
納付書を使った支払いができない場合の原因には①コンビニに納付書を持ってauペイで決済しようとした②有効期限切れ③インターネットに接続されていない、接続が不安定④アプリがフリーズした⑤30万円以上のもの⑥対応していない自治体、サービス⑦滞納が原因でチャージできない⑧残高不足⑨メンテナンス中・不具合の発生中などが挙げられます。
コンビ二不可
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニに納付書を持っていき、その支払いにキャッシュレス決済を利用するといったことは基本的にはできません。
蛇足にはなりますが、実は、ファミリーマートならファミペイ、セブンイレブンならnanacoといった例外もあります。
納付書の期限切れ
支払書の有効期限が切れてしまっていると納付できません。
もし、有効期限が切れてしまっている状態で請求書支払いをしたい場合は、その納付書を発行している機関の提供しているカスタマーサポートなどに電話をかけて、有効期限が切れてしまった旨を伝えて、再発行してもらうようにしましょう。
その納付書が届いたらバーコードを読み取って決済してください。
30万円以下の納付書でないと使えない
30万円以上の納付書は請求書払いできません。
30万円以下のもののみ利用するようにしてください。
対応していないサービス
請求書払いはすべてのサービスや自治体、業者などで利用できるわけではありません。
例えば、水道局であっても、隣の市町村は対応していても、自分の住んでいるところは対応していないということも往々にしてあります。
請求書払いが対応しているサービスについては、公式ページの「ご利用可能なお支払先はこちら」から確認可能です。
アプリから確認
アプリからそのまま対応しているサービスや自治体も探せます。
「請求書払い」を選択し「?」アイコンをタップしてください。
「請求書支払いで利用可能な支払先は?」という質問項目をタップして開きます。
「詳細はこちら」を押すと、使えるお店が調べられるページにアクセス可能です。
滞納していて枠でチャージできない
携帯の利用料金を滞納していると、かんたん決済からのチャージが停止されます。
滞納していてかんたん決済枠全体が使えなくなった場合、延滞している請求料金を支払い後、3~4営業日くらいで復活するケースが多いです。
なお、キャリア回線が止まっている場合、平日日中の支払いであれば、当日中に回線が復活するケースが多いですが、この時点ではかんたん決済の機能は復活せず何日か時間を要することに。
さらに、キャリア回線が止まるくらいまで滞納していると、次月を待たずに枠が激減するケースも珍しくないため、支払ったからといって、かんたん決済からチャージできるとは限らない点に注意してください。
決済を超える残高しかない
支払金額に対して残高が足りない可能性も。
これが原因の場合は、かんたん決済やクレジットカード、コンビニATMからのチャージをして残高を補う必要があるでしょう。
枠で足りない場合はクレジットカードチャージと組み合わせる
もし、残高が足りなかったり、かんたん決済からのチャージだけでは足りなかったりする場合、クレジットカードと連携して、そちらから不足分をチャージする方法がお勧めです。
というのも、納付書を使った決済は、ポイント還元率が0%になってしまったため、少しでも恩恵を受けたい場合は、クレカを組み合わせることでそのクレジットカードのポイント還元率分を受け取れます。
例えば、au PAY ゴールドカードであれば1%のポイント還元を受けられます。
問い合わせ
もし、この記事で解説してきた方法で改善されないようであれば、アプリや電話からの問い合わせをお勧めします。
アプリからであれば、「アカウント」タブの「問い合わせ」から「メッセージで問い合わせ」をタップしてください。
メッセージを入力し「送信」アイコンを押すことで24時間以内にAIが返信してくれます。
また、電話での問い合わせ先情報に関しては下記の記事を参照してください。
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