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ファミペイの公共料金の支払い方法とポイント還元率は?キャンペーンとメリットについて解説

ファミリーマートで高い還元を受けられて人気のキャッシュレス決済FamiPay。

この記事では、ファミマユーザーに人気のキャッシュレス決済「ファミペイ」を使って公共料金を支払えるのか、支払い方法と対応しているサービスや自治体の確認方法や手数料、ポイント還元率について、翌月払いの枠は使えるのかや請求書払いができない場合の原因と対処法を解説します。

Contents

ファミペイで公共料金を支払えるのか?

ファミペイ(FamiPay)で公共料金を支払えるのか、支払えないのか解説します。

ガス代、電気代、光熱費は?

ファミペイでガス代、電気代、光熱費が支払えるかに関しては、そのサービスを提供している会社や自治体によります。

電気代に関しては、東京電力、東北電力などのような大手電力会社であれば対応しているケースがほとんど。

公式によれば、少なくとも北海道、東北、東京、中部、関西、中国、九州、沖縄電力に関しては対応しているとのことです。

ただし、他の電力会社に関しては記載がないため、実際にバーコードを読み取るなどして対応しているか確認する必要があるでしょう。

特に新電力会社に関してはかなりの数があるため、対応していないところもあると考えられます。

ガス会社に関しては、公式に対応されていると記載があるものに、北海道ガス、北ガスジェネックス、京葉ガス、東京ガス、レモンガス、静岡ガス、東邦ガス、大阪ガス、広島ガスがあります。

水道料金は?

ファミペイ(FamiPay)で水道料金を支払えるかに関しては、対応・非対応の差が激しいです。

基本的に、自身の住んでいる場所がどの水道局の管理下にあるかによって、ファミペイの請求書払いに対応しているか否かが分かります。

年々対応するところは増加傾向にありますが、対応していないところも。

公式によれば、西宮市上下水道局、神戸市水道局、北九州市上下水道局、広島市水道局に関しては対応していると記載があります。

一部しか公式に記載されていないと考えられるため、まずは払込票のバーコードを読み取って支払えるか確認してみるようにしましょう。

携帯料金、通信費(インターネット代)は?

主なお支払い不可企業(請求書払い)の中に、KDDIやソフトバンクの記載があります。

そのため、少なくとも請求書払いでこの2キャリアの支払いはできないと判断できます。

なお、これはあくまで請求書払いの話なので、例えばコンビニ払いでファミリーマートであれば、ファミペイを使った支払いが可能である可能性も。

また、状況にもよりますがバーチャルカード経由なら弾かれない可能性もあります。

ただし、ほとんどのバーチャルカードは月額料金の支払いには対応していないので、ファミペイに関しても対応していない可能性が高いです。

NHK受信料は?

ファミペイ(FamiPay)請求書払いの主なお支払い不可企業の中にNHKが存在します。

そのため、少なくとも請求書払いには対応していないと判断できそうですね。

ファミペイの公共料金の支払い詳細について

ファミペイ(FamiPay)を使った公共料金の支払い詳細について解説します。

ポイントは付くのか?付かないのか?

ファミペイを使って公共料金を支払った時、ポイントは付与されます。

まず、請求書払い経由であれば1件10P相当が付与され、翌月払いで支払えば、利用分の0.5%が還元されることに。

ポイント還元率は?クレジットカードの方がお得?

ポイント還元率は翌月払い利用分は通常時0.5%です。

また、キャンペーンなどで還元率がアップするタイミングがあり、そのタイミングに合わせられればさらにアップします。

なお、クレジットカードでFamiPayにチャージ後、請求書払いをする場合は、1件10Pの付与+クレジットカードの還元率分のポイントがゲットできます。

つまり、翌月払いとクレジットカードチャージどちらがお得かというと、還元率アップキャンペーンや利用するクレカの還元率の渋さによっては翌月払いと言えるでしょう。

なお、クレジットカードの還元率が高い場合はクレカでチャージ後の方がお得に。

お得なのか?

他の請求書払い対応のサービスでは、ポイント付与の対象外となってしまっていることから、1件10Pでも貰えるFamiPayの方がお得と言えそうです。

また、ポイント還元率アップキャンペーンの最中に翌月払いを利用するなどの手段なら、さらにお得になる可能性も。

手数料について

ファミペイアプリから公共料金を請求書支払い機能を使って納付する場合の手数料は下記の通りです。

請求書支払い1万円未満:110円(税込)、1~5万円未満:220円(税込)、5万円以上の場合:550円(税込)
地方税統一QR(eL-QR)無料

地方税統一QR(eL-QR)に対応のものに関しては無料ですが、それ以外だと納付金額に応じた手数料が発生することに。

例えば、水道料金などに関しては地方税統一QR(eL-QR)で支払える自治体などが多いため、手数料がかからないケースが多いでしょう。

コンビ二店頭で払えるのか?

通常、コンビニ店頭に払込票を持っていき、レジでキャッシュレス決済を使って支払うといったことは不可能です。

しかし、FamiPayは例外のうちのひとつで、コンビニの中でも、ファミリーマート(ファミマ)店舗であれば、払込票を持っていき、レジでFamiPayを使って支払うといったことが可能に。

後払い(翌月払い)は利用できるのか?

ファミペイには後払いサービスである「翌月払い」が存在します。

こちらの利用枠に関しても請求書払いで利用できる=公共料金などの支払いにも対応しています。

ただし、FamiPayボーナスポイント、FamiPay残高、翌月払いの順に引かれるので、他の残高やポイントで足りている場合、翌月払いは利用されずに支払いが完了することに。

バーチャルカードで支払える可能性も

FamiPayではバーチャルカードも発行できます。

こちらを利用して一部の通信費などが支払える可能性も。

ただし、一般的なバーチャルカードは毎月決まった日に決済される料金などの支払いに対応していないケースがほとんどなので、弾かれる可能性も高いです。

楽天ポイントについて

ファミペイはdポイントカードやTカード、楽天ポイントカードのいずれかと連携が可能です。

楽天ポイントカードと連携していると、レジでのバーコードスキャンで買い物をすると0.5%還元されることに。

請求書払いの場合は、ポイント還元の対象とならないと考えられます。

dポイント、Tポイントについて

dポイントやTポイントカードとの連携も可能です。

こちらに関しても、コード払いの際に0.5%の還元を受けられますが、請求書払いに関しては対応していないと考えられます。

ただし、コンビニ(ファミマ)に払込票、コード払いの場合は還元されるのかについては不明です(そのうち検証できたらと思います)。

ファミペイの公共料金は翌月払いに対応しているのか?

ファミペイ(FamiPay)の公共料金は翌月払いに対応しているのか解説します。

審査の詳細について

FamiPay翌月払いの審査条件などを簡単にまとめました。

年齢制限18歳以上
申し込み方法FamiPayアプリから
本人確認必須
上限10万円

主婦やアルバイト、学生であっても申し込み可能です。

審査のやり方や落ちた時のケースの詳細については下記の記事を参照してください。

🔍ファミペイ翌月払い(後払い)の審査のやり方!落ちた時の文面と結果が来ない場合の対処法を解説

申し込み方法について

ファミペイの翌月払いを利用したい場合、アプリから審査の申し込みが必要です。

詳しい申し込み方法については下記の記事を参照してください。

🔍ファミペイ翌月払い(後払い)の申し込み方法と申請できない場合の対処法を解説

手数料について

翌月払いという名称ではありますが、翌月まとめて支払える形式と分割、スキップ払いが存在します。

分割払いは最大12回分割できて、スキップ払いは最大で当初の支払期日から6ヶ月延長可能です。

翌月まとめて支払う形式であれば、店頭支払収納事務手数料として330円取られるだけで別途手数料(金利)はかかりません。

翌月払い店頭支払収納事務手数料330円、利子0%
分割払い分割払い最大で18.0%(実質年率)

《例》2回払い:0%(全体)

9万円以上10万円以下の場合

3回18.0~15.1%、4回18.0%~15.4%、5回18.0%~15.4%、6回18.0%~15.7%、7回18.0%~15.8%、8回18.0%~15.8%、9回18.0%~15.9%、10回11回12回18.0%~16.0%

スキップ払い最大で13.1%(実質年率)*1

《例》9万円以上10万円以下の場合

スキップ期間1ヶ月13.1~10.6%、2ヶ月12.4~10.6%、3ヶ月12.4~10.8%、4ヶ月12.2~10.7%、5ヶ月12.2~10.8%、6ヶ月12.1~10.8%

*1:スキップ払いの利用を希望する本債務×実質年率×スキップ期間÷年間日数で計算され、この計算における実質年率は18.0%とする

ファミペイ翌月払いを使って公共料金を支払う場合、スキップや分割払いを利用すると上記のような手数料が発生します。

🔍

ファミペイの類似サービスとの比較から考えるメリット

FamiPayと同じように請求書払いで公共料金を支払えるサービスとしてPayPayとau PAYが挙げられます。

この2つのサービスとの違いを表にまとめました。

項目/サービスFamiPayPayPayau PAY
納付書での支払い
コンビ二店頭○(ファミマ)
バーチャルカード発行
リアルカード発行○(クレジットカード)○(プリペイドまたはクレジットカード)
手数料支払先による

地方税統一QR(eL-QR)に関しては無料

ポイント付与通常:10Pボーナス/件

翌月払い:0.5%(通常ボーナスも付与)

ー*1
翌月払いの有無ー*2
コンビ二店頭
対象自治体など同一と考えられる

*1:ポイント付与の対象外、たぬきの抽選会の対象

*2:キャリア決済の利用枠有り

こうして比較すると、ファミペイには特有の様々なメリットがあることが分かります。

メリット①ポイント付与

まずは、他の類似サービスと異なり、ポイントの付与が僅かながらあること。

他の類似サービスでは、請求書払いで以前は0.5%の還元率があるところが多かったのですが、改悪により全くポイントが付与されなくなったところがほとんどです。

なお、au PAYは請求書払いにおけるポイント還元率は0%となりましたが、たぬきの抽選会の対象となったため、このタイミングに請求書払いで公共料金を支払えば必ず1~3,000ポンタポイントが当たります。

たぬきの抽選会は毎月5の付く日または8日です。

たぬきの抽選会の詳細やエントリー方法について知りたい場合は下記の記事を参照してください。

🔍auたぬきの抽選会は当たらない?当選確率は?エントリー方法と1日何回まで参加できるか解説

メリット②バーチャルカードあり

ファミペイ(FamiPay)は、リアルカードは発行できませんが、バーチャルカードは発行できます。

通常、バーチャルカード経由で月額料金を支払おうとすると弾かれるケースが多いですが、サービスによっては弾かれないケースも。

支払えない可能性も高いですが、サービスによってはバーチャルカード経由で支払いができる可能性もゼロではありません。

メリット③翌月払い上限10万円

翌月払いの審査に通れば、最大で10万円の利用枠が手に入ります。

この翌月払いは公共料金の支払いにも利用できるため、手元にお金がなくても公共料金が支払える可能性も。

また、翌月払いは、分割やスキップ払いにも対応しています。

メリット④翌月払いとチャージ、ボーナスポイントの組み合わせ可

翌月払いとボーナスポイント、残高などを併用して支払うことも可能です。

ただし、優先順位があるため、残高の前に翌月払いを先に利用するといったことは出来ない点に注意してください。

FamiPayボーナスポイントを利用するには、「FamiPayボーナスを使う」という項目をONにする必要があります。

設定の変更方法については下記の記事を参照してください。

🔍ファミペイで納税!税金(固定資産/自動車税等)を支払う方法とポイント還元率について解説

メリット⑤コンビニ店頭(ファミマ)での支払い可

コンビニ店頭まで払込票を持っていき、レジでFamiPayアプリを使って支払うといったことが可能な珍しいキャッシュレス決済サービスです。

これは、ペイペイやau PAYにはない特徴となります。

ファミペイの公共料金の支払い方法

ファミペイ(FamiPay)アプリで公共料金を支払う方法について解説します。

対応サービスの確認方法

公式で極々一部の対応サービスや自治体などが公開されています。

ほんの一部しか紹介されていないため、もし対応しているか確認したい場合は、実際に納付書などに記載されているバーコードをFamiPayアプリで読み取って、反応するか確認してみると良いでしょう。

支払い方法

公共料金の多くは、FamiPayアプリの請求書払いという機能を使って支払うことに。

FamiPayアプリでは、「請求書支払い」「地方税統一QR(eL-QR)」から選んでコードを読み取ることになりますが、例えば水道料金等であれば後者に対応しているケースが多いでしょう。

請求書払いを使った支払い方法や履歴の確認方法については下記の記事を参照してください。

🔍ファミペイ請求書払いのやり方!ポイント還元率アップキャンペーンと決済できないケースを解説

実際に実施されたファミペイのポイント還元率アップキャンペーンなど

請求書払いで公共料金を支払った場合、翌月払いを利用しなければ1件10P、翌月払いを利用すれば利用金額分の0.5%+1件10Pが付与されることに。

また、クレジットカードからチャージした場合、チャージ金額分、そのクレジットカードの還元率分のポイントなどがクレカ側で付与されることになります。

この他、「ファミペイで」という状況に限定すれば、翌月払いの還元率が1%+4%=5%になるといったようなキャンペーンが実施されたことも。

このような、翌月払いの還元率がアップするキャンペーンはよく実施されているため、請求書払いも対象となるかしっかり確認したうえでタイミングをあわせて利用すれば、さらにお得なポイント還元を受けられる可能性もあります。

ファミペイで電気代、ガス代、通信費、水道料金などの公共料金が支払えない場合の原因と対処法

ファミペイで電気代、ガス代、通信費、水道料金などの公共料金が支払えない原因には①対応サービスや自治体でない②残高不足③ネットに繋がっていない、接続が不安定④有効期限切れ⑤30万円以上の納付書である⑥不具合の発生中などが挙げられます。

FamiPayの請求書払い特有の原因と対処法については下記の記事を参照してください。

🔍ファミペイ請求書払いのやり方!ポイント還元率アップキャンペーンと決済できないケースを解説

対応サービスでない

公式では一部対応しているサービスや自治体を掲載していますが、各ジャンル数例ずつ掲載しているだけで全く網羅されていません。

そのため、もし対応しているサービスや自治体か確認するには、実際に納付書に記載されているバーコードやQRコードなどを読み取り、支払いに対応しているか確認する必要があるでしょう。

FamiPayはファミマでの支払いに対応

コンビ二のファミマに公共料金の納付書を持っていき、レジ店頭でバーコードを読み取ってもらった上でFamiPayアプリを使って決済するといったことが実は可能です。

こうしたことが可能なキャッシュレス決済の例として、セブンイレブンでnanacoなどの例がありますが、かなり例外的で、例えばPayPayやau PAYに関してはこういった支払い方法は利用できません。

FamiPay翌月払いは審査に通る必要がある

もし、FamiPayの翌月払いを利用して公共料金を支払ったり、併用したりしたい場合は、別途審査に通る必要があります。

本人確認を済ませないと審査申し込みできないので、まずは本人確認を済ませるようにしましょう。

本人確認の方法については下記の記事を参照してください。

🔍ファミペイ(FamiPay)の本人確認のやり方!かかる時間は?翌月払いに必要か解説

30万円以上の納付書は不可

30万円以上の納付書、払込票には請求書払いは利用できません。

コンビ二での公共料金の支払いに関しても30万円以上は不可となっているはずなので、金融機関の窓口などで支払うようにしましょう。

バーチャルカードが利用できない場合

バーチャルカードが利用できない場合は、請求書払いを利用してみてください。

原因

  • バーチャルカードを弾く月額料金(公共料金)は多い
  • カード番号や有効期限などの間違い
  • JCBカード加盟店でない

バーチャルカード特有の公共料金を支払えない原因には上記のようなものが挙げられます。

問い合わせ

その他、これまで解説してきた対処法で改善されないようであれば問い合わせをお勧めします。

チャットボットへの問い合わせ方法に関しては下記の記事を参照してくださいね。

🔍ファミペイ(FamiPay)の本人確認のやり方!かかる時間は?翌月払いに必要か解説

その他対処法

その他環境要因における対処法には下記のようなものが挙げられます。

その他対処法

  • ストレージの容量を空ける(不要なデータの削除、不要なアプリのアンインストール)
  • デバイスの再起動
  • 機内モードのON・OFF
  • アプリのアップデート
  • OSのアップデート

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