楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]は詐欺メール？本物か偽物なのか見分け方を解説！

昨今、フィッシングメール詐欺が種類も数も増加しており大変問題となっています。

この記事では、楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]というタイトルのメールは詐欺なのか？本物か偽物なのか見分け方を解説します。

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]の詳細について

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]というタイトルのメールが届くことがあります。

このメールには公式から来る本物と詐欺業者から来る偽物があるため、楽天銀行のユーザーは特に注意してください。

＊こちらは迷惑メール（偽物）の全文と画像です。

下記日時に、お客さまの口座へ入金がありました。

■入金日時
2023/○○/○○ ○○:○○:○○

詳細はログイン後、「入出金照会」よりご確認ください。
URL

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このメールは送信専用です。
ご不明点等は、当行WEBサイトよりお問い合わせください。

楽天銀行 https://www.rakuten-bank.co.jp/

口座を持っていないのに来るケースも

迷惑メールの場合、楽天銀行を口座を持っていなくても来るケースも。

この場合は、その時点で偽物と気づけます。

しかし、口座を所持している場合、そっくりの公式メールもあるため、騙されないように注意が必要です。

楽天証券や宝くじの振り込みなどで騙されるケースも

楽天銀行のユーザーは、楽天証券と紐づけているケースも珍しくありません。

また、ネットバンキングで公営競技（オートレース）やロト7、ロト6、ナンバーズ、TOTOやTOTO BIGなどの購入などが行えるため、当たった時にそのまま口座に振込されます。

こうした取引をしている場合、メールアドレスに対して今回のようなお知らせが届くと、買ったくじが当たったのではないかと期待して、偽物のメッセージから偽サイトにアクセスしてログイン情報を入力してしまったというケースもあるため、被害が広がっています。

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]は偽物なのか本物なのか

迷惑メールというと、全くそのタイトルや内容の本物が存在しないものと、実際に同じタイトルと内容の本物があって、それを真似たもののパターンも。

今回の楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]というタイトルのメールには、偽物と本物が存在します。

つまり、このパターンのうち、後者の同じタイトルと内容の本物の公式メールが存在し、それを真似たものとなるため、より騙されやすく注意が必要となるでしょう。

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]の偽物、本物の見分け方について

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]の偽物、本物の見分け方について解説します。

本物と偽物を比較

本物と偽物を比較してみると、下記のような違いがあることが分かります。

公式によれば、フィッシング詐欺に対しての有効な対策のひとつとして、アドレスバーの確認をお勧めしています。

公式によれば上記のアドレスから始まる（例えば、https://fes.rakuten-bank.co.jp/…/…となっていく）ものか確認して欲しいとのことです。

管理人

こうして見てみると、内容や文章に関してはほぼ一致します。

恐らくですが、偽物は本物の「楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]」の内容をコピペしているものと考えられます。

利用者の名前の記載

本物（左スクショ）には、利用者の名前とメールアドレスが記載されています。

それに対し、偽物（右スクショ）には、利用者の名前などなく、いきなり入金があったという文章から入ります。

リンクは偽装の可能性もある

左スクショは本物で、右スクショは偽物です。

比べてみると、URLの記載が同じ（ログイン以外）であることが分かります。

しかし、このURLをクリックすると記載されているものとは別のURLに飛ばされるようことに。

＊2023年12月時点ではアクセスしようとすると404 Not Foundで返されてアクセスできません。

本物のメールアドレス

少なくとも実際に来たメールアドレスは「ac.rakuten-bank.co.jp」となっていました。

このメールアドレス以外だと偽物の可能性が高いですが、このアドレスだったとしても偽装のケースもあるため注意が必要です。

直接アクセス後にログインしてみて振込がなければ偽物

直接楽天銀行にアクセスしてログインしたり、アプリからログインしたりして、取引を確認し、実際に同じタイミングで振り込みがなければ、その時点でも偽物と判断できるでしょう。

偽物にしろ、本物にしろ記載されたURLからのアクセスを基本避ける

今回のメールに関しては本物にそっくりな偽物が存在します。

そのため、なるべくなら本物だったとしても偽物だったとしても、メールに記載されたURLからのアクセスを避けて、検索やお気に入りからのアクセスをお勧めします。

また、楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]以外のメールに関しても、基本的には記載されたURLやボタンからページを開かず、検索したり、お気に入り（ブックマーク）やアプリからの作業をした方が騙されることなくおすすめです。

＊2023年12月時点では、アクセスすると404 Not Foundと表示されてアクセスできないケースが多いようです。

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]の詐欺メールが届いたらどうしたら良いのか？

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]というタイトルのメールが偽物だと判断できたら、そのまま削除してください。

記載されているURLなどを押して偽サイトなどへ絶対アクセスしないようにしましょう。

迷惑メール自体を減らす方法

迷惑メール自体の受け取りを減らすには、迷惑メールフィルターの設定やブロックなどがオススメです。

また、ウイルス対策アプリの中には、迷惑メール自体をブロックしたり、警告したりしてくれるものも。

偽サイトにアクセスしてしまった時に警告を表示してくれるものも多いので、導入しておくことをお勧めします。

詳しい詳細や方法については下記の記事を参照してください。

🔍【三井住友カード】ご請求金額確定のご案内は迷惑メール？クリックしてしまった場合の対処法

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]の迷惑メールをクリックしてしまったり、開いてしまったりした場合

迷惑メールに記載されているURLをクリックして偽サイトを開いてしまった場合、ログイン情報を絶対に入力しないようにしてください。

そのままページを閉じて、なるべくならウイルス対策アプリなどのスキャンをかけるようにしましょう。

これは、フィッシングサイトの中には、訪問するだけでスパイウェアなどに感染させて、情報を抜き取ろうとするものもあるためです。

楽天銀行からのお知らせ[入金がありました]からログイン情報を入力してしまった場合の対処法

もし、ログイン情報を入力してしまい、実害が出た場合は警察（警察相談窓口：#9110）などへの相談をお勧めします。

補償について

口座不正使用補償規定というページがあり、補償が行われる条件や例外などが記載されています。

この際、警察に被害届を提出し、受理番号を控えるなど、警察に対してアプローチをする必要がある点に注意してください。

パスワード変更

不正利用される前に楽天銀行のパスワードを変更できれば被害を抑えることが可能です。

パスワードの変更方法は、まずはログインして「登録情報の変更」を選択し「ログインパスワード変更」をクリックしてください。

現在のパスワードと新しいパスワードを入力し「変更」を押しましょう。

問い合わせ

もし、被害に遭ってしまったり、どうしたら良いのか分からなかったりする場合は、楽天銀行に対して問い合わせをお勧めします。

問い合わせの詳細については下記の記事を参照してください。

🔍楽天銀行アプリで「ネットワーク接続エラー」AE1001と表示される原因と対処法を解説