2023年にもなると、アプリで自宅にいながら簡単に地方税や国税が支払えるようになりました。
この記事では、au PAYで納税できるのか対応している税金の種類や支払い方法、ポイントは付くのかと還元率、納付できない場合の対処法について解説します。
Contents
au PAYで納税できるのか?払える?払えない?
エーユーペイを使って納税はできます。
このアプリを使って税金を支払う場合、大きく分けて請求書払いを使うケース、国税スマートフォン決済専用サイトから納付するケースが挙げられます。
前者は地方税、後者は国税に対応しているケースが多いため、必ずとは言えませんが、支払いたいものが地方税である場合は前者、国税である場合は後者を選ぶと良いでしょう。
実は自動車税や固定資産税は地方税なので、請求書払いで納付することになります(*対応していない自治体もあります)。
2023年4月1日に地方税統一QR(eL-QR)に対応した
2023年4月1日にau PAYの請求書払いは地方税統一QR(eL-QR)に対応しました。
この対応により、約1,700以上の自治体が対象となるなど、幅広い自治体やサービスで利用できるように。
国税スマートフォン決済専用サイト経由で国税も支払える
国税スマートフォン決済専用サイト経由で国税の支払いにも対応しています。
こちらは、請求書払いを利用せずに決済する形になります。
払える税金の例
対応している税金の例としては下記のようなものが挙げられます。
払える税金の例
払える税金の例として、請求書払いを使って固定資産/住民/自動車税などの地方税を納付できる他、専用サイトから、様々な国税が納入できます。
公共料金や国民年金、国民健康保険料は?
公共料金や国民年金、国民健康保険料にも対応しています。
請求書払いに対応していますが、自治体によっては非対応な点に注意しましょう。
国民健康保険料の対応状況などの詳細については下記の記事を参照してください。
🔍au PAYの請求書払いで国民年金保険料を支払う方法とポイントの有無、読み取りできない対策
利用できる自治体の調べ方
請求書払いは、利用できる自治体とできない自治体があります。
利用できる自治体かそうでないかの調べ方については下記の記事を参照してください。
🔍au PAY請求書払いのやり方!クレジットカードチャージのポイント付与とできない時の対処法
au PAYと納税の詳細について
au PAYと納税、ポイントの付与や還元率の詳細について解説します。
ポイントの付与について
請求書払いだとポイントは付与されません。
国税スマートフォン決済専用サイトでの支払いだと付与されます。
ポイント還元率は?つかない?
国税を専用サイトからau PAYで支払う場合は、0.5%の還元率となります。
請求書払いは付与されないので還元率0%です。
このように2023年4月より還元の対象外とされた請求書払いですが、たぬきの抽選会の対象日に決済することで抽選でもれなく1~3,000ポイント当たるようになったため、納付タイミングとしては対象日である5の付く日または8日をお勧めします。
還元を受けたいならクレジットカードでチャージして払う
請求書払いで還元を受けたいなら、クレジットカードでチャージしてから支払うようにしましょう。
クレジットカードチャージすることで、そのクレジットカードの還元率分得することになります。
例えば、チャージに利用したクレジットカードの還元率が1%なら、100,000円分チャージすれば、1,000円分が還元されることに。
手数料について
スマホ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)の手数料は無料となっています。
また、請求書払いの地方税統一QR(eL-QR)を使った納付に関しても手数料はかかりません。
ただし、請求書払い全体が手数料無料なのではなく、一部サービスでは手数料が発生することに注意してください(地方税に関しては基本的には無料と考えられます)。
納税証明書、領収書は貰えるのか?
請求書払い、スマホ納付ともに納税証明書や領収書は発行できません。
もし、これらの書類が欲しい場合は金融窓口などで納付するようにしましょう。
キャンペーンでお得になるケースも
キャンペーンでau PAYアプリやカードチャージ経由で税金を支払うことにより、お得になるものが開催されるケースも。
コンビ二で払えるのか?
コンビ二店頭に税金の納付書を持っていき、αu PAYアプリを使って払えるのでしょうか。
結論としては、原則現金払いとなるためできません。
しかし、例外として類似サービスの中では、ファミペイでファミリーマート店頭であれば可能です。
🔍ファミペイ請求書払いのやり方!ポイント還元率アップキャンペーンと決済できないケースを解説
類似サービスと比較
PayPayやファミペイなど類似サービスと比較しました。
項目/サービス | au PAY | PayPay | ファミペイ |
納付書での支払い | ○ | ○ | ○ |
国税スマートフォン決済専用サイト (スマホ納付) | ○ | ○ | ー |
手数料 | ー | ー | ー |
ポイント付与(請求書払い) | ー*1 | ー | ー*2 |
ポイント付与(スマホ納付) | 0.5% | 0.5% | ー |
国税 | ○ | ○ | ー |
対象自治体など | 同一と考えられる |
*1:スマホ納付0.5%、請求書払いは0%だがたぬきの抽選会対象
*2:翌月払い(0.5%)やキャンペーンによって還元有、支払い1件につきファミペイボーナス10円相当を付与
こうして比較してみると、たぬきの抽選会という5の付く日、8日に納付することで対象となるキャンペーンに参加できるため、ポイントの付与(還元率)の面ではお得と言えそうです。
ファミペイも翌月払いを利用すると、その分の還元率が0.5%付きますが、実はクレジットカードチャージの方がクレカによっては還元率が高いため、そういったことを考えると、au PAY経由はかなりお得と言えそうですね。
ただし、国税への対応などを考えると、αu PAYの方が幅広く利用できるということに。
au PAYでの税金の支払い方法
au PAYでの税金の支払い方法について解説します。
なお、主に請求書払いは地方税、スマホ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)は国税で利用できます。
請求書払い
地方税の多くは請求書払いを利用すれば納付できます。
ただし、自治体によって対応、非対応があるため注意が必要です。
請求書払いを利用した支払い方法については下記の記事を参照してください。
🔍au PAY請求書払いのやり方!クレジットカードチャージのポイント付与とできない時の対処法
国税
実は多くの国税にも対応しています。
こちらは国税なので、住民票のある自治体などには左右されず、対応している税金かそうでないかで支払えるか否かが左右されます。
国税スマートフォン決済専用サイトにスマホからアクセスし、「支払い方法」でau PAYを選ぶことが可能です。
手順
- 注意事項の左側のチェックボックスにチェックを入れる
- 次へを押す
- 「支払い方法の選択」でau PAYを選ぶ
- 次へを押す
- 「納付情報の入力」で必要事項を入力
- 「納付」をタップ
- αu PAYアプリが自動的に起動するのでそのまま納付
- 国税スマートフォン決済専用サイトが表示されて「納付手続きの完了」と出る
au PAYで納税、税金が支払いできない場合の原因と対処法
αu PAYアプリで納税、税金の支払いができない原因には、①使えない税金②対応していない自治体③支払う方法を間違えている(請求書払いとスマホ納付)④ネットに接続されていない、接続が不安定⑤フリーズしてしまった⑥推奨環境を満たしていない⑦有効期限切れの払込票⑧30万円以上は窓口などでないと払えない⑨残高不足⑩チャージ元の利用限度額を超過⑪不具合の発生中、メンテナンス中などが挙げられます。
使える税金か調べる
そもそも、請求書払いやスマホ納付に対応していない税金の可能性も。
事項の「使える自治体か調べる」または国税であれば国税スマートフォン決済専用サイトから直接使えるか調べることをお勧めします。
*スマホ専用サイトなのでスマホからでないとアクセスできません。
使える自治体か調べる
地方税を支払う場合、請求書払いを利用します。
その自治体によって対応しているかどうか異なるため、自身の住民票のある自治体が対応しているか確認しましょう。
確認方法については下記の記事を参照してください。
🔍au PAY請求書払いのやり方!クレジットカードチャージのポイント付与とできない時の対処法
面倒くさい場合は直接バーコードを読み取ってみる
請求書払いを利用する際に、自身の自治体が対応しているか調べるのが面倒という場合は、そのままバーコードを読み取って、その反応で対応しているか確認できます。
エラーで弾かれない限り対応しているので、ぜひ読み取ってみてくださいね。
請求書払いと国税スマートフォン決済専用サイト
au PAYアプリを使って納税する場合、方法としては請求書払いまたは国税スマートフォン決済専用サイトでの納付になります。
どちらでの納付できるわけではなく、基本的には前者は地方税、後者は国税に対応しています。
もし、地方税を払おうとして国税スマートフォン決済専用サイトにアクセスした場合は、対応していない可能性が高いので、請求書払いを利用してください。
逆に国税を納付しようとして請求書払いを利用しようとした場合、対応していない可能性が高いので、国税スマートフォン決済専用サイトにアクセスしてください。
国税スマートフォン決済専用サイトの推奨環境について
スマホ納付で利用するサイトには、以下のような推奨環境が提示されています。
推奨環境
Android:OS Android10以上、ブラウザ Chrome バージョン107以上
iPhone:iOS 13.0以上、ブラウザ Safari 13.0以上
また、スマホ専用なのでPCからはアクセスできない点に注意してください。
有効期限切れの納付書
有効期限が切れている払込票は利用できない可能性が高いです。
再発行が可能であればしてもらい、それを使って請求書払いを利用してください。
30万円までしかスマホ納付や請求書払いはできない
スマホ納付も請求書払いも30万円までしか対応していません。
30万円を超過する場合は、金融機関の窓口などで納付するようにしましょう。
残高不足
au PAYアプリで納付する場合、残高から支払うことになります。
残高が足りない場合はかんたん決済やクレジットカードなどからチャージするようにしましょう。
クレジットカードからチャージする場合は利用限度額を超過していないか
クレジットカードからチャージする場合、そのクレジットカードの利用限度額を超過しているとチャージできません。
また、クレジットカードの中には、緩い制限にかかっている場合、例えば1回あたりの利用料金が3万円までになってしまい、それ以上の金額を一気に利用すると、エラーが出てしまうケースも。
これが原因の場合は、3万円以下の金額で何回かに分けてチャージするといった方法が有効です。
残高が足りない場合は複数の方法を組み合わせてもOK
残高が足りない場合は複数の方法を組み合わせてチャージしても大丈夫です。
例えば、クレジットカードやかんたん決済、Pontaポイントの交換、銀行口座からのチャージなどが挙げられます。
🔍
Pontaポイントを残高に交換
Pontaポイントが貯まっている場合は、それを残高に交換することも。
交換方法と交換できない場合の対処法については下記の記事を参照してください。
🔍Pontaポイントをau PAY残高やマーケット限定に交換する方法と交換できない時の対処法
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